ますたけの一枚張りの障子紙を張ってみた。
うまくいかなくて、へこたれてしまった。
だから、再度、横張りの障子紙を買ってみようとご来店下さった。
それを伺えば、買うのは待った!です。
うまくいかなかったところ、へこたれた場面を伺って。
実際の体の動きまでお見せしながら、張る手順とコツをお伝え。
そして、もう一度挑戦してみてとお願いしてみると。
悩みが解消された感じで、やってみます!と。
お若い方。上手に張れなくたっていいの。
自分の拘りを凄い!と思い、後は心は紙に合わせてあげること。
障子・ふすま紙の使いようも、やはり!さり気なく、何気なくがおすすめです。
一年ぶりに入荷しました。
巻の障子紙、大極殿。
この障子紙でなければ!と言われる方がまだいらっしゃる。
そして、本来の役目以外にも幅広く使われるようになりました。
書画、特に絵手紙。そして芳名記録にも。
そのまま、テーブルコーディネイトにも。
人とは違う個性を紙からお試し下さい。
手漉和紙のもみ紙(強製紙)。
後にも先にも、この和紙の印象は「威風堂々」で、変わらない。
注文分が仕上がってくる度に、そう思う。
この和紙も、何に使うかは何にでも。
一閑張り、折紙、染め紙、書画、敷物にも。
過去には、障子・襖紙にもお使い下さった方もいて。
その時は、何て!通な粋な方と、驚きましたが。
物の価値感は、人それぞれで。それが面白い。
住宅において、水周りと違い、襖・障子は人任せになりがちで。
素晴らしい建具にも、あれ?と感じる紙が張ってあったり。
その逆ならば、紙知ってると、感心したり。
紙屋は紙からいろいろを知るんです。
こちらの紙は、薄い和紙。通称、薄和紙。
威風堂々とは別の風格ながら、ますたけの看板和紙。
これも、多方面にお使い頂いてます。
書画、包み紙、補修紙。そのまま暖簾などにも。
クシュクシュとシワを作って、
漆器類やお雛さまを包んで保管すれば安心安全。
そして、私が実践している変わった使用方法は。
靴。近頃は、ちょっと大きめを選びます。
そのプカプカが気になるときは、この薄和紙を調整して詰めますと。
ジュストサイズで歩き易くなる。重宝です。
専用のインソールよりも、靴本体を痛めず足にも優しい!とは、
私の勝手な思い込みでしょうけれど。
今日は、半袖の人も見かけました。
寒さがもどらないように!と、
猫が言っている気がするのも、思い込み。
桑チリ紙、入荷。
本来は、襖かみなどの下張りにするための紙ですが。
箪笥や食器棚の敷紙や包み紙など、幅広くご案内。
一閑張りをされる方には、下張り用にご好評。
漉きの状況によって、厚めだったり薄く感じたり。
一閑張りのように、糊を全面につけて張る作業には厚い方が好まれるようで。
しかしながら、「紙を揉んでから張る」という、多くの声には戸惑い。
「揉む」のではなく、せめて「シワを作る」の作業に変えて頂ければ。
桑ちり紙の厚い・薄いは、そんなに支障に感じることはありません。
今年初めての家蜘蛛。
毎年のお気に入り、店の水場で三匹も遊んでいて。
もう直ぐ、啓蟄なんだなーと。
紙屋の勲章、指のあかぎれも、この頃にようやく回復してきて。
猫も、日差しをいっぱいに浴びています。
ご近所です。お肉といえば三笑亭さん、老舗です。
上のお部屋は昔のまま。
床の間の掛け軸や置物には定評がありますが、
襖・障子も、通好みです。
お待たせいたしました。
7.2m巻の障子紙、昔ながらが入荷しました。
この障子紙でないと嫌なの。ダメなの。
というお客さまが、まだいらっしゃるんです。
拘るところが紙って、すごいことです。
店内のあちらこちらにお雛さまです。
贈り物にも、是非どうぞ。
美濃の障子紙。
高級品ではなく、生活の中の障子紙です。
未晒しもご用意しました。
書画にも、お気軽にお使い頂いてます。
強風の中、運んで下さいました。
もう片付けるからと。
クリスマスの後、お正月の飾りで楽しんだ木。
人工の木ではないので、これでお仕事終わりだそうです。
紙屋は、お客様が減っていく一方の中。
目だって、男性のお客さまが増えてきて。
洒落た感じの空気を感じる男性方が多く。
ますたけの、札入れや朱肉。そして柄の和紙。
使ってよかったからと、贈り物に選んで下さる方が多くなって。
来年の自分を頑張らせる材料になるかもしれない。
今年は未入荷の巻の障子紙の大極殿。
久しぶりに、裁断。腕が鈍ってる!
これが、最後にならないようにと思いながら。
典具帖紙、柳絞り染め。
こんなにきれいな色も、まだ残っていました。
お客さまが切り絵用に選ばれました。
典具帖紙、落水紙。色数は減りましたが。
昔のなごりのままで、販売しています。
28cm幅の巻の障子紙、大極殿。
紙の質と共に、90cmごとの継ぎも醍醐味でした。
今年は入荷せずで、申し訳ありません。
今年は、継ぎのない障子紙を代品としています。
襖紙のご注文が続きました。
個人のお客さまが大量枚数。
ご夫妻で楽しみながら張るそうです。
また、業者に張ってもらう方も。
ますたけの店内で柄を決められてご購入。
張る業者に渡すということです。
襖紙の販売について。
自分で張る方も、業者に依頼する方にも販売しています。
が、ご相談だけは応じかねる場合もあります。
ここも襖紙。
夕方、お人形の箸袋を作り続けているおばあちゃまがご来店。
ずっと、ますたけの千代紙を使い続けてくださって。
販売しているそれらより、きれいな作りのお人形。
このパッケージの台紙が、コットン紙の黄色から襖紙になりました。
襖紙は、ディスプレイ用に敷紙にもお使い頂いてます。
いろんな場面で、その効果は大きいですよ。