この本のような、難解な折紙作品を折るための紙の種類は和紙は向くとは言えず。
時おり、そのための紙探しにご来店下さるととても恐縮してしまう。
洋紙は、扱ってないですよ。和紙系は折りにくいでしょ、でも折れる方もいる。
本日は、先だっての折紙探偵団東京コンベンションにご参加の方で、
瀬名秀明さんの講演を聞いてのご遠方からのわざわざのご来店でした。
中学三年生。
汗をいっぱいかきながら、駅からようやくますたけにたどり着いたのでしょう。
多くはない在庫の和紙ですが、ゆっくりと、ていねいにていねいに見てくださって。
その様子は、紙にとても優しく穏やかで。
折紙と同様に、紙の好きな気持ちが充分に伝わりました。
見て頂きたかったですよ、和紙で折った作品。