朝から、雨。おそらく、一日雨。
それなのに、ご来店のお客様方!
目を疑うほど。
いつもダンディな紳士。
部屋の壁の飾りを、桜に替えたい。
風呂敷や手拭いは、飽きてきた。
何かないかなぁ、と雨の中考えていたら。
そうだ!ますたけへ行こう!と、なったそう。
桜の柄を、数種類選ばれた。
やっぱり、来てよかった、と。
次は、若葉の頃来るね、と。
雨の日に、爽やかすぎる。
そして、和紙の使い方が最高。
紙屋が、紙は雨の日はダメと決める。
そんな思い込みを、ナンセンスと反省でした。
端午の節句のお祝いの金封を作りました。
お客様からのご希望で。
印象に残る、かわいい!金封、ということで。
量産は、無理です(笑)。
おりがみを実用に使うこと、あしらうことが
好きですから、教室でもご案内しています。
日が長くなりました。
この季節の西日は、優しく商品を照らします。
その、西日からの贈り物です。
鯉のぼりのシルエットに、気がつきました。
紙については、さまざまなご相談があるのですが。
纏(まとい)の現物が、毛布に包まれて運ばれました。
出初式に、消防団の方が美しく振られる纏です。
目の前で見るのは初めてで、興味深く拝見しました。
上部から垂れる馬簾。
細長い飾りについてのご相談でした。
20kg位も、あるかのような重い纏。
力まかせに振ったら、美しくないそうです。
しなやかに振り上げ、回転させる纏の継承。
消防団の方の貴重なお話も伺えました。
ますたけの「香」。
お手紙に入れる香ですか?
と質問されれば、いいえ、と。
お人へ、香りの押し付けはしたくなく。
ですから、自分のための香りにとご案内。
お使いのお財布の、お札の脇に入れてください。
と、使い方を指示させて頂き販売してきました。
今では、店の看板商品となりました。
ご購入のお客様方が、広めて下さいました。
ますたけの香にまつわる
さまざまなステキなエピソードを聞かせて頂いてます。
こんなに!嬉しいことはありません。
ひたすらに、丁寧に作り続けていきます。